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技術ネタをペラペラと

Oculus GO 向けアプリを1から作って実機ビルドする方法

はじめに

Oculus GO が発売され手元に届いたので、Unity でサンプルアプリを作成しビルドする方法を忘れないうちにまとめておきます。全然簡単です

使用するツール

  • Unity 2018.1.0.f2

下準備

  1. Oculus GO は Andoird OS なので Unity に Android SDK を登録しておく
    • 今まで Android 向けにアプリをビルドしていた人は不要
  2. スマートフォンアプリ Oculus を使って Oculus GO を開発者モードにする
    • 現状 Oculus GO 単体で開発者モードにする方法は無さそう?

手順

  1. Unity でサンプルシーンを作成
    • 適当に Camera の前に Cube を配置
      f:id:korechi:20180509151916p:plain:h300
  2. Build Settings -> Platform を Android に変更
  3. Build Settings -> Build System を Internal に変更
    f:id:korechi:20180509150841p:plain:h300
  4. Player Setting -> XR Settings の Virtual Reality Supported をチェックし、SDK から Oculus を選択
    f:id:korechi:20180509150938p:plain:h300
  5. Player Setting ->Other Settings を以下のように変更
    • Package Name を適当な値に(例えば com.korechi.oculussample)
    • minimum API Level をAndroid 7.0 に(厳密にどのバージョン以上にする必要があるかは不明だが、低すぎるとエラーになるみたい)
      f:id:korechi:20180509152013p:plain:h300
  6. Oculus Go を PC に接続し Build and Run
    • インストールされている Android SDK のバージョンが古いと自動的にそれも更新してくれるみたい